アイルランドと旅と絵と。

2015年秋からアイルランド在住の絵描きデザイナー。日常と旅と絵について。

The Breadwinnerを観に行ってきた!

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昨日映画館でTheBreadwinnerを観てきました!友人が何人か参加していたので、一昨年前くらいに忙しそうに制作していたのは覚えているのですがようやく全て通しで観ました。最近Dublinbusに広告が付いているのをよく見ます!

ネタバレしない程度にどんな感じかというと...

タリバン占領下のアフガニスタンに暮らす少女Parvanaが主人公の物語です。ある日、教師であり知識人である父親はタリバンに逮捕され収容所に連行されてしまいます。彼女の家族は女性が多く、唯一の成人男性であった父親がいなくなってしまうと、自由に外出することができなくなってしまいます。(中東の一部地域では女性は男性がいないと自由な外出などできない国があります。) 家族を助け、父親を収容所から救うために最も若い娘のParvanaが男装して稼ぎ頭(Breadwinner)をするお話です。

こちらが公式サイトですー。

トレイラーを観ていただくと作風が切り絵風のところとフラットなアニメ風のところがあるのですが、劇中、彼女は幼い弟に物語を聞かせたり、友達と話したり、想像したり、空想物語になるのですが、その際スタイルが変わります。ものすごく綺麗な切り絵風アニメなので要チェックです(^^) 。絵本や伝統的な絵が動き出している感じ。(ちょっと私の英語が怪しいかったりするんですが)この空想物語も現実とリンクしています。

背景セクションの友人と話していた時に、基本全体的に中東の土の色っぽい画面構成なのですが、貧しかったり、父逮捕後に食糧難になるので、市場の食べ物がすごく鮮やかな色になる様にしていたと言っていました。彼女が売る、映画最初のカットの赤いドレスも鮮やかな色です。現実世界のシーンでは鮮やかに描かれているものにParvanaの観た印象が入っています。

あとかなりの男尊女卑っぷりなので結構普通に腹が立ちます。劇中でも男装して『男の子だったら自由にどこにでも行ける!』みたいなシーンもあったり...。
今年の#MeTooムーブメントが起きていたアメリカのGolden Globesにノミネートされていましたが、もう、正に、ピッタリですね...。

そんなこんなで少しだけ、The Breadwinnerでした!The secret of kellsもSong of the seaも日本公開してたので、しばらくしたらこれも日本に行くんじゃないかなと思います。日本語タイトルは「ブレッドウィナー OOOOOOO」とサブタイトルが付くんじゃないかと、勝手に予想していますw 
日本のNetflixに何と6月から配信らしいですwブログ書いた後に発見しましたwタイトル予想は見事に外れました...笑。やっぱブレッドウィナーは日本語にはしづらいか....w 邦題は「生きのびるために」です。原作本のタイトル!

次はもうすぐ行くロンドンのコミックやイラストのイベントについて書くんじゃないかと思います。それではまた〜!